【DIOR MAISON】「リリーディオール」コレクションが登場

クリスチャン・ディオール合同会社

(C) LAORA QUEYRAS

クリスチャン・ディオールは、春とオートクチュールの到来を告げる幸運のお守りであるスズランを大切にしていました。迷信深い彼は、デザインしたドレスの裾に乾燥させたスズランの小枝を縫い込んでいました。再生のシンボルであり、喜びや晴れの日を象徴するこの花は、プリントや刺繍でメゾンのクリエイションに咲き誇ります。その印象的な名前と白さは、1957年に考案された「ミュゲ」ドレスを含む多くのシルエットを照らしてきました。この伝統へのオマージュとして、コーデリア・ドゥ・カステラーヌがデザインした「リリーディオール」は、象徴的なコードをさまざまな特別なモデルで際立たせています。繊細なベルがプレート、花瓶、カラフェ、ボックス、そして陶器のシリアルボウルセットにアクセントを加えます。究極のサプライズとして、2つのユニークな口吹きグラスがコレクションに微妙な透明感をもたらします。ひとつはウオーターベースとして考案されたもので、「ジュノン」ドレスの象徴的な形を逆さにし、洗練された容器に変えます。一方でワイングラスはチューリップの輪郭にインスパイアされ、ベースには手作業で作られた葉のディテールが施され、魅惑的でオーガニックな精神を体現しています。花の美しさが持つセレンディピティへのオマージュであり、エレガンスを約束するこのコレクションは、ディオールメゾン取り扱いブティックおよび公式オンラインブティックでご覧いただけます。